喫煙のコラム一覧
政府は2022年までに成人喫煙率を12%まで引き下げる目標を掲げ、対策を行っています。
そんな波が今まではタバコを吸えていたような場所にも押し寄せ、わざわざ喫煙スペースを探さなければならない時代となりました。
「喫煙」のコラムでは、これからの喫煙の動向や喫煙に関する面白いデータなどをご紹介していきます。ぜひ、喫煙の情報収集にお役立てください。
現在、日本政府は、成人喫煙率を12%まで引き下げる目標の達成のために、様々な対策や法律の改正を行っています。その一つが受動喫煙を防止するための対策です。 タバコは喫煙者が吸い込む煙だけでなく、吐き出す煙、タバコから立ち上る煙にも健康を害する有害物質が含まれます。この受動喫煙の防止に関する施策は2020年まで「マナー」として見なされていました。 しかし、2020年に予定されていた東京オリンピック・パラリンピックに向けて、2018年に「望まない受動喫煙を防止」を目的とした健康増進法の改正が行われました。これにより「マナー」は「ルール」に変化。より一層受動喫煙に関する取り締まりが厳しくなったのです。健康増進法の改正のポイントは3つです。
①望まない受動喫煙を無くすために、「屋内」での喫煙を原則禁止すること。②受動喫煙による健康被害の影響が大きいと言われる子供や患者により配慮すること。
③施設の種類、場所に合った対策を実施すること。
このポイントに基づいて、施設が分類されています。多くの人が集まる飲食店などの施設は原則屋内禁煙。子供や患者が主な利用者である学校や病院は、敷地内禁煙、かつ喫煙室を設けることすらできません。
しかし、屋外は例外で、受動喫煙を防止する措置を取れば設置できる場合もあります。また、屋内に喫煙室ことができる施設では、決められた基準をクリアして、初めて設置することができます。
このように、タバコを吸うことができる場所は2019年7月1日以降減少し、2020年4月1日をもって全面施行となりました。受動喫煙の防止がマナーからルールに義務化され、肩身が狭くなってしまった喫煙者。
イライラとしてしまう気持ちもわかりますが、タバコを吸う時はきちんと吸うことができる場所を探し、決められた場所で吸うようにしましょう。
または、今吸っているタバコを見直してみるのはいかがでしょうか。紙タバコは禁止でも、加熱式のタバコなら吸える施設もあります。 アイコスやgloといった加熱式タバコに変更するのも手段の一つです。
「いっそ禁煙しようか」と考える方もいますよね。しかし、いきなり禁煙をするのは難しいもの。長く喫煙してきた方は特に、ニコチン依存症に陥ってしまっている可能性が高いです。なんの準備もしないまま禁煙を始めて失敗するのは悲しい結末しか招きません。
まずは準備が大切。日々吸っているタバコの量を減らすことから始めましょう。タバコの量を減らすのに役立つのがニコレスです。ニコレスにはニコチンが含まれていませんが、きちんとした吸いごたえがあるので、禁煙のお供にぴったりです。
喫煙できる場所や禁煙の事情は、日々変わっています。喫煙者の方は禁煙に関する情報を集めながら、ルールとマナーを守ってたばこを吸いましょう。