何が違う？加熱式タバコと電子タバコ

【加熱式タバコ】
タバコ葉を燃やすのではなく、加熱させて使うものです。タバコ葉を加熱することで発生した蒸気を吸引して楽しみます。燃焼させないため、有害物質であるタールの発生を抑えることができます。しかし、タバコ葉から発生するニコチンなどは抑えることはできません。

【電子タバコ】
タバコ葉を使用せず、カートリッジ内に専用の液体（リキッド）を入れ、加熱することで発生する蒸気を吸引して楽しむものです。現在、日本ではニコチンやタールを含んだリキッドは販売されていません。

電子タバコのリキッドは、海外ではニコチンを含む商品が販売されています。しかし、日本では薬機法の許可が必要となり、現時点では、ニコチンを含むリキッドは許可されたものはありません。

アイコスは加熱式タバコと電子タバコどっち？

今や街を歩けば多くの人が持っているアイコス。アイコスは加熱式タバコに分類されます。他にも利用者の多い商品を分類してみましょう。

【加熱式タバコ】

「加熱式タバコは種類があるけど、どれも同じ？」と思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。各デバイスで加熱方法が異なるため、専用のフレーバーが用意されているのです。

・アイコス

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・グロー

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・プルームテック

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【電子タバコ】

・Vape

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それぞれのメリットデメリットは？

加熱式タバコと電子タバコの違いを説明してきました。

「違いは分かったけど、結局どれがいいの？」と思いますよね。では、それぞれのメリットデメリットも紹介します。

【加熱式タバコ】
〈メリット〉
ニコチンが含まれているため、紙巻タバコとさほど変わらない吸いごたえを感じることができます。そのため、紙巻タバコから移行しやすく、フレーバーもコンビニなどで入手しやすいです。

〈デメリット〉
ニコチンが含まれていることはデメリットでもあります。若干量ですが、タールも含まれているため、健康被害の懸念がぬぐえません。また、2021年10月1日に、紙巻タバコだけでなく加熱式タバコのフレーバーも10～30円程度値上がりすると決定しました。そのため、値上がりした分タバコにかかる費用が高くなり、長い目で見ると、家計に大きな影響を与えかねません。

【電子タバコ】
〈メリット〉
電子タバコは、ニコチンやタールを含んでいないため、タバコに分類されず、たばこ税もかかりません。そのため、たばこ税の増税などに影響されにくいという点があります。

ランニングコストを考えると、電子タバコの方がコストも抑えることができるのもメリットです。そのため、タバコの置き換えができる禁煙のお供としても選ばれています。

〈デメリット〉
ニコチンが含まれていないため、やや吸いごたえに欠けると感じる方もいるかもしれません。

加熱式タバコと電子タバコの最大の違いは「ニコチンが含まれているかどうか」です。シンプルな違いですが、深く比較してみると大きな違いですよね。この違いを把握して、自分に合ったものを選んでください。