リルハイブリッドは有害?ニコチンやタールの量は?

公開日: 2021.11.10
更新日: 2021.11.10
リルハイブリッドは有害?ニコチンやタールの量は?
目次

煙のない「第5の加熱式タバコ」として人気が上昇しているリルハイブリッド。喫煙者の間でもよく話題に上がりますよね。

しかし、比較的新しい商品ということもあり「体に害はある?」「ニコチンやタールはどれくらい含まれているの?」など気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、リルハイブリッドの有害性についてお伝えしたいと思います。

リルハイブリッドは有害?

結論からお話すると、リルハイブリッドは「少し有害性」があります。

リルハイブリッドのような加熱式タバコは、たばこ葉を熱してニコチンを発生させます。

タバコの有害物質は、多くがたばこ葉から発生します。

このため、たばこ葉を使っているリルハイブリッドも、少なからず有害物質が発生するのです。

しかし同時に、リルハイブリッドは比較的有害物質の発生が少ない加熱式タバコデバイスであるとも言われています。

この理由については後述しますね。

また、加熱式タバコはニコチン以外の有害物質の量は少ないとする研究結果もあります。

紙巻きタバコに比べると、加熱式タバコは体への害が少ないと言えるでしょう。

参考:厚生労働省 e-ヘルスネット 加熱式タバコの健康影響

リルハイブリッドのニコチン・タールの量は?

リルハイブリッドの加熱時には、実際にどれくらいの有害物質が発生しているのでしょうか?

2021年11月5日現在、リルハイブリッドのニコチン・タールの量は公開されていないので正確な量を知ることはできません。

そこで、同じlilシリーズである「lil Plus(リルプラス)」のニコチン・タール量を調べてみました。

ニコチン:約0.3mg
タール:約9.1mg

ニコチンの量に関しては、同じくらいと考えて良いでしょう。

ただしタールに関しては、リルプラスよりも少ないと思われます。これはリルハイブリッドは、リルプラスより低温でたばこ葉を加熱するためです。

加熱温度が低いほどタールが出にくくなります。

リルハイブリッドは有害物質の発生が少ない!その理由は?

前述のとおり、リルハイブリッドは他の加熱式タバコに比べると、有害物質が発生しにくいデバイスと言われています。

その主な理由は、以下の通りです。

加熱温度が低くタールの発生量が少ないから

タバコに含まれる代表的な有害物質であるタールは、500℃以上で加熱すると発生します。

それに対し、リルハイブリッドの加熱温度は平均で160℃ほど

アイコスは350℃ほど、グローは280℃ほど、プルームテックは200℃ほどです。これらのデバイスと比べるとリルハイブリッドの加熱温度はかなり低く、その分タールの発生量が少ないのです。

タバコ葉のカスが残らないので焦げた葉を再吸引することがないから

アイコスなど一般的な加熱式タバコは、喫煙後の加熱ブレードに焦げた葉のカスが付着します。

1度吸うたびに中を掃除するのはなかなか難しいので、ほとんどの場合はタバコ葉のカスが付着したまま喫煙を繰り返すことになります。

その結果、何度も焦げた葉を再吸引してしまうことになります。

一方リルハイブリッドは構造上、葉のカスがデバイスの内部に残らないようになっています。

そのため、アイコスなどに比べると焦げた葉を吸引することが少なくなります。結果、有害物質の発生を抑えることができます。

少しでも体への害を減らして喫煙したい方にとって、リルブリッドはかなりオススメのデバイスです。


リルハイブリッドはこちらから購入できます
商品名 リルハイブリッド
価格 8,500円
重さ 99g
充電時間 100分
温度 160度
喫煙可能時間 約4分20秒
喫煙可能本数 20本

ニコチンゼロがいいなら電子タバコ

リルハイブリッドを含む加熱式タバコは少量ながらニコチン・タールが発生しています。健康が気になる方は、電子タバコへの乗り換えがおすすめです。

日本の電子タバコはたばこ葉を使っていないので、ニコチンやタールが発生しません。加熱式タバコより、ずっと有害性が少なくて済みます。

メリットニコチン・タールが発生しないタバコ独特のニオイがない歯や壁の黄ばみがない
デメリット紙巻・加熱式より吸い心地が劣る購入できる店舗が少ない初期費用が高い

王道電子タバコはDR.VAPE


電子タバコの王道といえばDR.VAPE(ドクターベイプ)。

2種類の出力方法を切り替えることで、好みの吸い方で吸うことができます。

気軽に吸いたい時は、ただ吸うだけのドローアクティベートがおすすめ。

ボタンを押しながら吸うボタンアクティベートなら、より強いキック感を味わえます。

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商品名 DR.VAPE
価格 3,980円
重さ 47g
電源ボタン 5回押し
電力調整 なし
エアフロ―調整 なし

加熱式タバコの中ではリルハイブリッドが優秀

リルハイブリッドには多少の有害性はあります。

ただし、他の加熱式タバコに比べて有害性が高いわけではありません

しかし、健康が気になる方は加熱式タバコ自体をやめるのが一番。代わりに電子タバコを使うのがおすすめです。

電子タバコは、加熱式タバコに比べて吸いごたえに劣ります。

吸いごたえを失いたくない方は、加熱式タバコの中でも有害性が低い、リルハイブリッドを試してみてはいかがでしょうか。ご自身の好みに合わせて選んでくださいね。

さがすもーく編集部
タバコに関する情報をお届けする「さがすもーく編集部」です。加熱式タバコ・電子タバコの紹介や、禁煙・健康リスクに関するコラムを更新しています。