タバコが原因で口内炎に!?喫煙者のお口トラブルを解決します!
「口内炎が痛くてご飯が食べられない!」
「口内炎ができて辛すぎる…」
口の中にできた口内炎に苦しめられている方はいませんか?辛いですよね、口内炎。
まともにご飯を食べることはできないし、何より美味しい食事を味わう暇もない…。
口内炎のはっきりとした原因は定かではありませんが、
・睡眠不足や栄養バランスの乱れ
・疲労
・ストレスによる免疫力低下
なども原因の一つです。また、他に考えられる原因がタバコ。
今回はタバコと口内炎の関係を説明していきます。
ニコチン性口内炎を知っていますか?
「タバコは口臭の原因、とは聞いたことがあるけど、口内炎となんの関係が?」そう思う方も多いと思います。
最初に述べた通り、口内炎の原因は様々ですが、その一つがタバコなんです。特にタバコによって起こる口内炎は「ニコチン性口内炎」と呼ばれます。
ニコチン性口内炎は、傷みが生じることは少ないのが特徴ですが、食事の時にしみることはあります。
また、タバコの熱い煙も口内炎ができるきっかけとなります。
「タバコの煙ってそこまで熱くないよ?」と思われるかもしれませんが、口にとっては熱いものとして分類されています。
タバコの煙で口の中が軽いやけどを負ってしまうことも多く、舌や粘膜が傷つく原因になることもあるんです。その傷が口内炎のきっかけになってしまうんですね。自覚症状がないことも多く、気が付かないうちにニコチン性口内炎になってしまっている可能性もあります。
「アイコスなら関係のない話…え、違うの?」
アイコスはタールのほとんどがカットされていていますが、それでも全ての悪い物質を取り除くことはできていません。
アイコスであっても、ニコチンは含まれてしまっています。タバコからアイコスにすることで、ニコチン性口内炎をはじめ、ある程度の改善が見込める可能性はありますが、医学的根拠はありません。
また、一方でアイコスに変えてから歯周病になったという方もいます。
「え、じゃあアイコスのほうが身体に良くないの?」
「タバコの方がいいんじゃないの?」
と思ってしまうかもしれません。しかし、これにはあるからくりがあります。
そもそも、タバコには血管を収縮させてしまう働きがあります。すると、歯茎に十分な酸素が行き渡らなくなり、歯周ポケットの中で歯周病の原因となる細菌が繁殖しやすくなるんです。その結果、歯周病になりやすくなります。
しかし、ここでタバコに含まれているタールが作用します。実はこのタール、有害物質ではありますが、抗炎症作用もあることがわかっています。そのためタールが歯周病の腫れなどの症状を抑えていた可能性があるのです。
まとめましょう。つまり、
タバコが原因で歯周病になっていた。
↓
タバコに含まれるタールにより、歯周病の腫れなどの症状が抑えられる。(治ったわけではない)
↓
タールが少ないアイコスに変える、喫煙をやめる
↓
タバコのタールによって抑え込んでいた炎症が表面化してしまった
というからくりです。
タバコを止めてアイコスにしたけど、気がつかないうちに重症化してしまい、気づいたときには歯がぐらぐら…なんてことも。怖いですね…酒のアテが美味しく食べられません…。
歯がぐらぐらになってしまう前に
禁煙による口内のトラブルを防ぐには、まずは禁煙することが大切です。
タバコは有害物質をたくさん含み、それらが原因で、トラブルを引き起こしている可能性があります。タバコからアイコスに変えるもの手段の一つですが、吸わないに越したことはありません。
アイテムに甘えよう
そこで、どうしても吸いたいときはニコレスや、ニコチンパッチに頼ってみるのはいかがですか?
ニコチンパッチはこちらで購入できます
ニコチン性口内炎がつらい場合は、口内炎パッチの利用もおすすめ。
ワタシも実際に使ったことがありますが、傷の治りが2,3日早まった印象です。あくまで体感ですけどね。
それでも口の中に違和感を覚えるのであれば、歯医者に行くことをおすすめします。
「ただの口内炎だろうと思っていたけど、調べてもらったらガンだった」なんてことも可能性がゼロではありません。
油断をせず、違和感があったら早めに歯医者に行ってくださいね。ついでに歯のお掃除もしてもらえるかもしれませんよ。